40代から太るのはなぜ?基礎代謝との関係性
はじめに、40代になると太ってしまう原因を知っておきましょう。
太る原因となるのは、私たちが摂取したエネルギーが運動などをして消費したエネルギーを超えること。
つまり、摂取したカロリーよりも消費エネルギーを増やせば自然と痩せるということです。
この消費エネルギーのうち70%近くは心臓を動かしたり、呼吸したりと無意識に行われる基礎代謝が担っているそう。
そして、基礎代謝をあげてくれるのが筋肉です。
40代になると老化により筋肉量が減少し基礎代謝量が減るため、同じものを食べていたとしても20代や30代と比べ太りやすくなってしまうのです。
つまりは、基礎代謝が上がる体をつくることで痩せやすい体づくりができます。
簡単な運動で基礎代謝をアップ!
先ほどお伝えした通り、基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やすことが必要。
手っ取り早く筋肉量をふやすためには、筋トレをするのが一番です。
ですが、いざ筋トレをするとなっても、仕事や家事でジムに通う暇はない…。
そんな人におすすめなのが、日常的にできる「ながら筋トレ」です。
①意識をするだけでインナーマッスルを鍛える
やり方は簡単。
日常的にお腹を意識して過ごすだけで、インナーマッスルを鍛えることができます。
お腹に力を入れてへこませ、その状態を20秒〜30秒キープ。
これだけです。
ポイントはキープ時に呼吸を止めないこと。
この簡単な運動なら家事の最中でも、通勤中でもいつでも手軽に行うことができますよね。
気が付いたらする。
これを意識して筋肉量を増やしましょう。
②朝目覚めたときに!寝たまま行う簡単トレーニング
朝のトレーニングは、身体が目覚めるきっかけになるだけでなく、自律神経のリズムを整えられるといううれしい効果もあります。
手順は下記の通り。
①仰向けの状態で足を身体と垂直方向に上げる。
②足を扇の形をつくるように広げて、元に戻す。
③②を繰り返し1分間行う。
これだけです。
この時も呼吸が重要。
息を止めずに、足を開くときに息を吸って、閉じるときに吐くことを意識しましょう。
このトレーニングは内ももの脂肪を燃焼させるため、美脚効果も望めます。
食事で基礎代謝を改善!積極的に摂取したい栄養素
運動だけでなく、食事からでも基礎代謝をあげることができます。
①タンパク質
タンパク質は身体をつくる働きがあり、筋肉をつくる際にも必要な栄養素になります。
よく筋トレをしている人が鶏ささみやプロテインを食べているのも、このタンパク質を摂取するためです。
肉や魚、大豆、乳製品に多く含まれている栄養素です。
▼タンパク質の多い食材
生ハム、鶏ささみ、ローストビーフ、牛もも肉、豚ロース、いくら、するめ、卵黄、ゆで卵、油揚げ、納豆、パルメザンチーズ、プロセスチーズ、脱脂粉乳など
②ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質の代謝を良くする働きがあり、タンパク質と合わせて摂取するのがおすすめです。
▼ビタミンB6の多い食材
牛レバー、鶏ひき肉、鶏レバー、豚レバー、まぐろ、かつお、いわし、かも、にんにく、酒粕など
いかかでしたか。
基礎代謝を上げることで日常的に消費エネルギーが増え、結果痩せやすい体が出来上がります。冬は冷えにより代謝が落ちやすい季節。脂肪を溜め込み、太りやすい時期でもあります。日常的な運動や食事を意識し筋肉量を増やし、痩せやすい体を手に入れましょう!
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